
国立工芸館 | 日本と世界の工芸の粋を堪能
国立工芸館は、明治から現代に至るまでの日本と海外の工芸品を展示する美術館です。元々東京にあった施設が、2020年に石川県金沢市に移転し、金沢の豊かな文化や伝統と共鳴する形で再スタートしました。陶芸、漆工、染織、金工など、多彩な工芸品を楽しめるこの施設は、工芸文化の中心的な存在として国内外から注目を集めています。
見どころ
1. 日本を代表する工芸品の展示
国立工芸館は、日本の伝統工芸の粋を集めた作品を常設展示しています。陶器、漆器、染織などの工芸品が一堂に会し、日本文化の深さと美しさを堪能できます。
2. 特別展・企画展
特定のテーマや地域に焦点を当てた特別展が随時開催されています。伝統的な工芸品だけでなく、現代工芸や海外の作品も紹介されています。
3. 建築と金沢の景観の融合
新しい施設は、金沢の伝統的な街並みと調和しつつ、モダンな建築美も兼ね備えています。周囲の自然との調和が美しいロケーションです。
4. 工芸のワークショップ
体験型のプログラムも充実しており、工芸の制作過程を体験することができます。訪問者に工芸への理解を深めてもらうための工夫が随所に施されています。
基本情報
- 所在地: 石川県金沢市出羽町3-2
- 営業時間: 9:30~17:30
- 休館日: 月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
- 入館料: 常設展500円、特別展は展覧会による
- 公式サイト: 国立工芸館
アクセス
- 電車: JR「金沢駅」からバスで約15分、「出羽町」バス停下車徒歩約5分。
- 車: 金沢市内からアクセス可能、周辺に駐車場あり。
おすすめポイント
工芸の本場・金沢での展示
金沢は日本有数の工芸都市であり、国立工芸館が移転したことで一層注目されています。訪れることで金沢の伝統文化にも触れることができます。
初心者にも楽しめる展示
分かりやすい解説やガイドが充実しており、工芸初心者でも作品の魅力を十分に楽しむことができます。
自然と文化の融合
建物は金沢の自然豊かなロケーションに溶け込み、訪問者に癒しを提供します。周辺の景観も一緒に楽しむことができます。
周辺観光スポット
- 兼六園: 日本三名園の一つで、美しい庭園が広がる。国立工芸館から徒歩圏内。
- 金沢21世紀美術館: 現代美術の展示が特徴的な美術館で、金沢観光の人気スポット。
- ひがし茶屋街: 江戸時代の風情を残す街並みで、工芸品やお土産探しにも最適。
訪問時のポイント
- 特別展を事前チェック
特別展やイベント情報を公式サイトで確認してから訪れると、より充実した体験ができます。 - 金沢の観光とセットで訪問
金沢市内の観光スポットと合わせて訪れることで、一日を有意義に過ごせます。 - ワークショップの事前予約
ワークショップは予約制のことが多いので、事前に公式サイトを確認して申し込みを。
国立工芸館は、日本の工芸文化の美しさと深さを存分に楽しめる場所です。金沢という伝統と現代が融合した土地で、工芸の魅力に触れながら素晴らしいひとときを過ごせます。観光の一環としても、工芸に特化した学びの場としてもおすすめです。
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この記事を書いた人

旅する雑貨屋/只今島根県津和野町に移住して蜂蜜と森作り
1979年3月生 温泉と焚き火と森林が好きな泳げないうお座ひつじ年。
田舎暮らし、ときどき旅。ときどきイベント出店。
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