ホワイトセージ white sage

ホワイトセージはアメリカ西海岸に自生するハーブ。
スマッジング・ハーブとも呼ばれ古くからネイティブアメリカンが神聖な儀式で浄化する際に用いたことで知られています。

(スマッジングとは葉を燻してその煙でパワーストーンや空間、人を「浄化」すること。
パワーストーンのお店で石を買った際に石を煙にくぐらせるのを時々目にします。)

そのホワイトセージは初心者には栽培が難しいことでも知られ、特に種からだと発芽率が悪いと言われます。ホワイトセージの育て方で情報収集したところ、やはりそれぞれの方が独自の育て方を確立されているようです。

我々も雑貨屋の庭で育ててみたい!!

ということで我々は種からではなく、まずポット苗を購入し育てることにしました。

ホワイトセージについて

花名: white sage
科名: シソ科
属名: アキギリ
学名: Salvia apiana
分類: 多年草
花期: 4月~7月
花言葉: 家族愛、尊敬

育て方

【栽培環境】

・多湿に弱く、太陽と乾燥を好むが水不足には弱い
・春と秋はしっかりと日光にあてる
・夏は風通しの良い半日陰におく
・梅雨時季は切り戻し(枯れた葉を摘む)をして風通しをよくする
・耐寒温度はマイナス5度
・冬場は小さな苗の内は室内がベター
・または屋根のある場所で寒風対策をする

【植え付け】

・鉢植えの場合は2年に1回植え替えをする
・ハーブ用の土を使う

【種蒔時期】

・3~5月または9~10月
・発芽用のポットやパレットを使用
・土は発芽専用の土を使う
・種蒔き前に水に10分間程浸しておくと良い

【水やりと肥料】

・水やりは土の表面が乾いていたら
・水が足りていないと葉が歪んでくる
・肥料は控えめに
・生育期には薄めの液肥を
・緩効性肥料を2ヶ月に1回程度

【摘芯】

・摘芯し脇芽を増やすと株が大きく育つ

【花期】

・草丈1.5メートルほどに株が大きく育ってから花が咲く
・ポット苗から育てて花期がくるまでは数年かかる

【増やし方】

・挿し木で増やす
葉を3枚ほど残して茎を鋭利な鋏などで斜めにカットし、水に浸ける。水揚げ時間は1時間ほど

浄化(スマッジング)

【道具】

・灰皿やお香皿など灰を落とす器
・ドライハーブにしたホワイトセージの葉

【方法】

・葉っぱに火を付けたら振って炎をすぐに消す。
・するとお香のように煙だけが出てくる。
・10~20秒ほど浄化したい物を煙にくぐらせる。
(灰になった葉っぱはそのまま器に残しておくと良い)

ホワイトセージの効能

葉の部分が薬効成分が強いといわれ、防腐、解熱、消化を促進するなどの働きがあります。
また特有の香りをもち精神安定のためにも使われています。

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