ペルー旅行【ヒッピー君のアヤワスカ儀式体験記/ジャングルの中でシャーマンと】

このサイトは心の友達、
ヒッピー君(仮名)が書いたペルーでのアヤワスカ体験記です。

※一部フィクションです…念のため。

シャーマンのもとで

3年間旅をしまして、
その中でまさに出会いが出会いを呼び導かれる形で、
ペル-のジャングルの中のとある村のシャ-マンのもとで、居候させてもらってました。

そこではアヤワスカはまさに生活に限りなく近い存在でした。

大雑把に言うとそこでアヤワスカやパロサントの煙やアヤウマの役水などで、
魂の浄化をしてもらったわけですが、シャ-マンは夜な夜な深夜にアヤワスカを飲んでは、
私やそこで治療をうけている足の悪いおばあさんのそばで精霊と交信していました。

朝は体から悪い物がでるために、目やにでめがあかないくらいでした。

印象的だったのは、歩けなかったそのおばあさんが
最後にはよたよた歩いて用をたしにいったこと。

それから、シャ-マンに言われたとおり、
最後のアヤワスカの後、浄化がほぼ終了し、
体だけでなく心までものすごくフレッシュだったことです。

その後、街で優しくされては涙があふれ、冷たくされては怒りがおさまらず、
まるで子供みたいに感情のコントロ-ルができなくなってました。

でも悪い感じじゃないです。すごいピュアになったなぁって感じ。

あの感覚は本来、昔の人間が持っていた感覚に近いんじゃないのかな。

今は食生活や性生活などの乱れで、魂が病み、病気がおきていることが多いそうです。

実際、そのとき教わった食生活が守れてないのが残念だけど、あの経験はほんと貴重だった。

アヤワスカと精霊の力

私は始めてのアヤワスカの時、体が拒絶反応を示して、
もう死ぬほど吐いてしまいました。

シャ-マン曰く、魂の病気のため、体にうけつけないとのことで、
後は、シャ-マンに言われた日だけ飲んでました。

その他の日は薬水をかぶったり、煙を浴びたり、
後は普通にナチュラルな食事、土地の物なんかを家族と一緒に食べてました。

私がいた村では、アヤワスカはほんと限りなく生活に身近なもので、
全体的に古くからの儀式的な意味合いはあるにせよ、治療目的で使われていました。

庭でニコニコしながら近所のオジサン(この人もシャ-マン)が
アヤワスカとチャクル-ナを煮ていたりしてました。

ブラジルの方のサントダイミの方では儀式的な要素がもっと含まれてるような印象をうけました。

基本的に、私が飲むとき、シャ-マンも一緒に飲み、イカロを歌うんですが、
この歌には何らかの力があるようです。

歌とともに深い感覚に落ちていったり、流れるような感覚になったり、
幻覚が見えたりというかんじでした。

たいてい私が横になった後、薄目を開けて見ていると、
シャ-マンはアヤワスカを飲んで、重病のおばあさ んのもとで、
精霊と語り合い、その病状、対処法などを、具体的に理解しているようでした。

ほんとにひどそうな夜は、お払いみたいな呪文をとなえて、
治療をしていました。精霊の力を借りているそうです。

それから、シャ-マンはアヤワスカの間ほんとよくタバコを吸います。

わたしもそうだったんですが、これはどうやらいいことみたいです。

タバコと言っても、日本のタバコとは少し異なりましたが、、。

私も、スペイン語があいまいなもので、全てが理解できたわけではないのですが、
微妙な交信時のずれ?を調節するみたいです。

そして、エイズも例外でなくどんな病気もなおせるというシャ-マンに、
他の土地でもっと広く治療をするという発想は無いのですか?と聞いてみたところ、
この場所の精霊の力を借りているので、ここからはなれては治療ができないとのことでした。

彼には今3歳くらいの息子さんがいましたが、そのこが11だか12になったら、
シャ-マンの力を受け継いで自分は引退するとのことでした。

ナチュラルな食生活と生活スタイルと自然に近い環境の中で生きて、
魂を汚さないことはほんとうによいことで、
体も心も病気にかからないというのは実感として理解できたのですが、
日本のそれも東京にいると、ほんと難しいです。

少しアレンジしてみても、やはり続かないものです。

その中で、自分なりに時にシャ-マンの言葉を思い出して、
魂を汚さないように生きていこうと思います。

アヤワスカは「出会うもの」

アヤワスカはやっぱり「出会うもの」ですよね。

そして快楽のためのドラッグでは決してないと思いました。

精霊のいない町、、、ほんとム-チョ クイダ-ド(※)だと思います。

これ、別れの時シャ-マンが言っていた言葉です。

それから

過剰なアルコ-ル

過剰なセックス

過剰な豚肉

過剰な乳製品

過剰な砂糖

もちろん過剰なストレス。

これみんな魂に危険だそうです。

(※)ムーチョ クイダードはスペイン語で「すごく危険、あぶない」ってこと

この記事を書いた人 ヒッピー(仮名)

あんたが幸せ
俺も幸せ
じゃ
世界も幸せ。
あんたが楽しい
俺も楽しい
じゃ
世界は楽しい。
難しい事言う前に
まずは自分が
楽しむこと。
愛する仲間も
自分すらも
笑顔にできないやつに
save the earthも
love and peaceも
できるわっきゃなぃ。
未来を創るそんな輪に
いつでも
どこでも
参加したい。

世界一周の旅しましたっ!

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