地域おこし協力隊津和野ヤモリーズ

もうすぐ卒業の現役地域おこし協力隊が叱られない程度にぶっちゃけます。


地域おこし協力隊とは?総務省制度の概要から活動の目的、給料、参加方法まで徹底解説

日本各地では、人口減少や地域経済の衰退といった課題に直面しています。これらの問題を解決し、地域の魅力を再発見し活性化させるために、総務省が主導する制度として「地域おこし協力隊」が設けられました。しかし、地域おこし協力隊の具体的な活動内容や参加方法、給料体系については、多くの人がまだ十分に理解していないかもしれません。本記事では、地域おこし協力隊の制度概要から活動の目的、給料の仕組み、参加方法に至るまで、詳細にわたって解説します。

地域おこし協力隊の目的とは

地域おこし協力隊は、総務省が推進する地方創生の一環として設立された制度です。この制度は、地方自治体やNPOと連携し、地域活性化に貢献する人材を全国から募集し、地域の特性を生かした様々なプロジェクトに参加することを目的としています。協力隊員は、観光振興や地域産業の支援、伝統文化の継承など、地域固有の課題解決に向けた幅広い活動に従事します。新しいアイデアや外部からの視点を取り入れることで、地域の再生と持続可能な発展を目指します。

この制度は、地域おこしに情熱を持つ人々にとって、地方での新たな生活やキャリアを築く機会を提供すると同時に、地域住民との協働を通じて日本全国の地域再生を促進することを目指しています。

みんな気になるお金の話。給料についての詳細

地域おこし協力隊の給料は、活動内容や活動地域によって異なりますが、一般的には月額15万円から30万円程度が相場とされています。給料は、地域の予算やプロジェクトの規模により左右されるため、応募前には各自治体や団体が公開する情報を確認することが重要です。また、給料以外にも、活動に必要な交通費や宿泊費の支給がある場合もあります。

津和野ヤモリーズの場合
報酬 月額166,000円 ※社会保険料控除あり。賞与あり。手取りで13万円ちょい。
活動費 上限が年額2,000,000円までの活動費(家賃、資格取得の旅費、機械リース料など)あり。

地域おこし協力隊の給料について

地域おこし協力隊の給料に関しては、総務省が定める一定のガイドラインに基づいていますが、実際の支給額は活動地域やプロジェクトによって異なります。給料は基本的に活動支援費として位置づけられ、生活費や活動に必要な費用の一部をカバーする目的で支給されます。総務省のウェブサイトや関連文書では、地域おこし協力隊に関する補助金の配分や活動支援費の目安についての情報が提供されているため、具体的な給料の詳細を知りたい場合は、これらの情報源を参照すると良いでしょう。また、給料以外にも、活動に必要な資材購入費や交通費が支給されるケースもあります。

地域おこし協力隊の給料はどこから来るのか

地域おこし協力隊の給料は、主に地方自治体や総務省からの補助金によって賄われています。これらの補助金は、地域活性化を目的とした国の予算から配分され、地域の特性やプロジェクトの内容に応じて自治体に割り当てられます。また、NPO法人や民間企業が運営するプロジェクトの場合、企業の社会貢献活動の一環や地域貢献のための基金から給料が支払われることもあります。給料の支給方法や金額については、プロジェクトごとに明確に定められているため、応募前に確認することが重要です。

地域おこし協力隊の活動費について

地域おこし協力隊の活動には、様々な経費が伴います。これには、活動の実施に必要な資材の購入費、イベント開催費、宣伝費、場合によっては移動や宿泊にかかる費用などが含まれます。これらの活動費は、給料とは別に、自治体や運営団体から支給されることが一般的です。特に、公共性の高いプロジェクトや地域貢献度の高い活動には、補助金や助成金が積極的に投入される傾向にあります。活動費の詳細や申請方法については、プロジェクトによって異なるため、事前にしっかりと確認しておくことが大切です。

地域おこし協力隊と副業の可能性

地域おこし協力隊の活動はフルタイムであることが多いですが、プロジェクトや自治体によっては副業を許可している場合もあります。副業を認める背景には、協力隊員の生活支援やスキルアップ、さらには地域活性化への貢献をさらに広げる意図があります。ただし、副業を行う場合には、本来の活動に支障が出ないように、また地域住民や関係者との信頼関係を損なわないように注意が必要です。副業に関するルールや条件は、プロジェクトや自治体によって異なるため、活動開始前に確認し、了承を得ておくことが重要です。
津和野ヤモリーズの場合、業務に支障のない範囲で副業をすることができます。

成功事例を紹介

地域おこし協力隊の活動は多岐にわたりますが、中には全国的に知られるようになった成功事例もあります。例えば、ある地域では、廃校となった学校を利用して地域の観光資源として再活用するプロジェクトがありました。協力隊員たちは、地元の人々と協力してイベントの企画や運営を行い、地域の新たな魅力を発信。結果として、多くの観光客が訪れるスポットになりました。

地域おこし協力隊でのトラブルとその対処方法

地域おこし協力隊の活動中には、時に予期せぬトラブルが発生することもあります。例えば、地域住民との意見の相違、プロジェクトの進行上の問題、活動に関する誤解などが挙げられます。これらのトラブルに対処するためには、まず、冷静に状況を分析し、問題の根本原因を理解することが重要です。また、地域住民やプロジェクト関係者とのコミュニケーションを密に取り、誤解を解消する努力も必要です。さらに、活動を通じて学んだ経験や知識を共有し、同様のトラブルを未然に防ぐためのガイドラインや対策を検討することも有効です。最終的には、地域おこし協力隊の活動目的に沿った解決策を模索し、地域全体での支持を得られるよう努めることが大切です。

参加方法と条件

地域おこし協力隊に参加するためには、各地域の募集要項に合致する必要があります。募集要項は、年齢制限や必要な経験・スキル、活動期間などを含みます。応募方法は通常、履歴書や志望動機書の提出から始まり、書類選考の後に面接が行われます。選考プロセスは地域によって異なるため、詳細は募集案内を確認しましょう。

【全体事項】 下記の要件を満たす方
1. 津和野町の「自伐型林業」を理解し、実践してくれる方
2. 3年間の活動終了後は、津和野町で定住し、自伐型林業の実践者として活躍してくれる方
3. 年齢18歳以上、概ね40歳までの方 (性別は問いません)
4. 現在、都市地域等(※)に居住している方で、生活拠点を津和野町へ移し、住民票の異動ができる方
5. 集落にとけ込み、地域の自治会活動に参加できる方
6. 普通自動車運転免許証を所持する方(オートマ限定者は不可)
7. パソコンの一般的な操作ができる方
※現在の居住地が都市地域等に該当するかご不明な場合は、申し込み前にお問い合わせください。

Q&Aセクション

Q1: 地域おこし協力隊の活動期間はどのくらいですか?
A1: 活動期間はプロジェクトによって異なりますが、一般的には1年から3年程度が多いです。期間の延長や短縮が可能な場合もあります。

Q2: どのような人が地域おこし協力隊に向いていますか?
A2: 地域おこし協力隊には、地域活性化に情熱を持ち、新たな挑戦を楽しめる人が向いています。また、地域住民とのコミュニケーションを大切にできる人や、柔軟な思考を持つ人も適しています。

地域おこし協力隊に参加したくなったら

地域おこし協力隊は、地域の課題解決に貢献しながら、自身の成長も期待できる貴重な機会です。給料や活動内容、成功事例を参考にしつつ、自分に合ったプロジェクトを見つけてみてください。地域のために何ができるか、どのように貢献できるかを考え、地域おこし協力隊としての一歩を踏み出してみませんか?

地域おこし協力隊への応募方法

地域おこし協力隊への応募は、地域によって異なるプロセスを経ますが、基本的な流れには共通点があります。まず、応募したい地域おこし協力隊の公式ウェブサイトや地方自治体のウェブサイトで募集要項を確認しましょう。応募資格、募集期間、提出書類などの詳細が記載されています。一般的には、履歴書や職務経歴書、志望動機書の提出が求められます。選考プロセスは書類選考の後、面接が行われることが多く、場合によってはグループ面接やプレゼンテーションが求められることもあります。応募する際は、地域おこし協力隊の活動理念に共感し、具体的にどのような貢献ができるかを明確に伝えることが重要です。

津和野ヤモリーズについて

島根県の津和野町で、自伐型林業に取組む地域おこし協力隊「津和野ヤモリーズ」。
津和野町では、町面積の9割を占める森林を活かすため、「自伐型林業」の実践に取り組んでいます。

活動内容 「自伐型林業の実践と普及」

津和野町が取り組む「自伐型林業」のモデルとして、3 トンクラスのバックホーで幅員 2.5m、地山の切り取り高 1.5mを基本とする自然に優しく壊れにくい作業道づくりと、長期間にわたって人工林の間伐を繰り返す長伐期択伐施業による持続可能な林業を実践し、3 年間の活動終了後には、「日本の林業を津和野から変える」新しい林業スタイル「津和野型自伐林業」の担い手となることを目指します。

自伐型林業とは

※「自伐型林業」とは、管理させてもらえる山を見つけ出して、小さな機械を使用して森林施業を行い、長期間にわたって森林を管理していく林業のことです。
津和野町では、町が管理する町有林等をフィールドとして、自伐型林業を実践し、3年後の定住の際には、隊員自身と町が協同して地域の山の集約化を行い、自伐型林業で自立する基盤をつくります。

充実した林業研修制度

津和野ヤモリーズでは年に数回、奈良県吉野より岡橋清隆さんの研修があります。

津和野ヤモリーズ メンバー募集のお知らせ

令和6年度採用津和野ヤモリーズ(地域おこし協力隊)の募集について

令和6年度採用の『地域おこし協力隊』を募集しています。
募集人員 3 名程度
募集対象
【全体事項】 下記の要件を満たす方
1. 津和野町の「自伐型林業」を理解し、実践してくれる方
2. 3 年間の活動終了後は、津和野町で定住し、自伐型林業の実践者として活躍してくれる方
3. 年齢 18 歳以上、概ね 40 歳までの方 (性別は問いません)
4. 現在、都市地域等(※)に居住している方で、生活拠点を津和野町へ移し、住民票の異動ができる方
5. 集落にとけ込み、地域の自治会活動に参加できる方
6. 普通自動車運転免許証を所持する方 (オートマ限定者は不可)
7. パソコンの一般的な操作ができる方
※現在の居住地が都市地域等に該当するかご不明な場合は、申し込み前にお問い合わせください。

勤務について
【勤務地】 津和野町内 (役場、町が管理する林地現場など)
【勤務日および勤務時間】
1. 勤務日数:週 4 日を基本とします。
2. 勤務時間:7 時間 45 分/日を基本とします。

任用形態および任用期間
1. 津和野町のパートタイム会計年度任用職員(地域おこし協力隊員)として任用します。
2. 採用日は、令和6年4月1日とします。
3. 任用期間は、令和6年4月1日から令和7年3月31日とし、それ以降は1年毎の契約として最長3年間までを期間とします。
4. 隊員としてふさわしくないと判断した場合は、任用期間中であってもその職を解くことがあります。
報 酬 月額166,000円 ※社会保険料控除あり。賞与あり。
活動費 上限が年額2,000,000円までの活動費(家賃、資格取得の旅費、機械リース料など)あり。

待遇および福利厚生
1. 健康保険・厚生年金・雇用保険等の社会保険に加入します。
2. 住居は町が斡旋することができます。家電製品や生活用品、光熱水費等は本人負担となります。
3. チェンソー、チェンソープロテクションウェア、レインウェア、ヘルメット、作業着、長靴など 基本的な装備は貸与しますが、それ以外のもの(発汗性の高いアンダーウェアなど)は自己負担で用意してください。
4. 業務に支障のない範囲で副業をすることができます。

応募手続
1.募集期間 随時
2.提出書類 書類は事前に郵送してください。なお、提出された書類は返却しません。
(1) 津和野ヤモリーズ(地域おこし協力隊)の応募用紙
(2) 住民票(現在お住まいの自治体で住民票を取って同封してください)
(3) 履歴書
(4) 自動車運転免許証の写し(コピーを取って同封してください)
3.選考方法 「書類選考」と「面接」、「作文」、「林業体験研修」などの結果で人選します。
★「林業体験研修」や「面接」等は 2泊3日(前泊の場合は3泊4日)を基本として実施します。研修日は日程調整が必要ですので、事前に下記の連絡先までお問い合わせください。
4.最終選考結果の連絡 林業体験研修・面接後概ね 1 ヶ月以内

連絡先 ・提出先 〒699-5605 島根県鹿足郡津和野町後田ロ 64 番地 6
津和野町役場農林課(津和野庁舎) 担当:岡本直也
TEL:0856-72-0653 FAX :0856-72-0067
E- mail: naoya-okamoto@town.tsuwano.lg.jp

詳しくは
地域おこし協力隊「津和野ヤモリーズ」
島根県の津和野町で、自伐型林業に取組む地域おこし協力隊「津和野ヤモリーズ」のホームページ