アメリカ・インディアンの書物よりも賢い言葉
ひとは山と蟻の中間だ。 (オノンダガ族の格言)
「大いなる神秘」は誰にも美しさを見る。烏が鷲になる必要はない。 (スクァミッシュ族の格言)
私の前を歩くな、 私が従うとは限らない。
私の後ろを歩くな、 私が導くとは限らない。
私と共に歩け、 私たちはひとつなのだから。 (ソーク族の格言)
師は教えることで また 学んでいる。(ソーク族の格言)
怒りは自分に盛る毒。 (ホピ族の格言)
創世記はいまも続いている。(ホピ族の格言)
アメリカ・インディアンから学ぶ、叡智に満ちた生き方
長者や賢人の口から直接伝授された深遠な叡智を集めた一冊
現代社会の喧騒を離れ、本質的な生き方とは何かを問い直す、アメリカ・インディアンからのメッセージ。「アメリカ・インディアンの書物よりも賢い言葉」は、長者や賢人の口から直接伝授された深遠な叡智を集めた一冊です。アメリカ在住の日本人女性ジャーナリストが部族の長老や賢者たちとの交流の中で得た、飾らない真実の言葉が綴られています。
本書の魅力とは?
1999年の初版発行以来、多くの読者に愛され続ける本書は、不安と不信が渦巻く現代においても、その価値を失っていません。文庫化された今作では、より多くの人々にその深い教えが伝わることでしょう。
- 直接伝授された言葉の力:本書には、アメリカ・インディアンの部族の長老や賢者から直接聞き取った言葉が収められています。彼らの言葉には、生と死、自然との共生、コミュニティの大切さなど、現代人が忘れかけている大切なメッセージが含まれています。
- 心の癒しと平和:この書物は、読む人の心に穏やかな癒しをもたらします。シャンティな教えが満載で、自然や周りの人々との調和の中で生きることの大切さを思い出させてくれます。
読者にとっての価値
- 現代社会での生き方のヒント:ネイティブアメリカンの教えは、現代社会での生き方にも有益なヒントを提供します。自然とのつながりを重んじ、心の平穏を保ちながら生活することの重要性を再認識させてくれます。
- 歴史と文化への理解:ネイティブアメリカンの歴史や文化、彼らが直面した迫害の歴史についても学ぶことができます。これらの知識は、現代においても重要な意味を持ち、多様性と包容力の重要性を教えてくれます。
まとめ
「アメリカ・インディアンの書物よりも賢い言葉」は、ただの書籍以上の価値を持つ一冊です。ネイティブアメリカンの叡智を通じて、現代人が失いがちな心の平和と調和の生き方を再発見させてくれます。