アサラト(ケセンケセン)

アフリカの民族楽器アサラト

アサラトは、セネガルなどアフリカの民族楽器で、現地では、ケスケス(ケセンケセン)またはアサラトと呼ばれる木の実でできたものです。二つの木の実でできたマラカスをヒモでつないだもので、簡単なリズムから複雑なリズムまで刻めます。奥が深い玩具(楽器)で、やりだすとやみつきになってしまいます。「宇宙楽器」なんて呼ばれてますね。

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アサラトの起源と特徴

アサラトは西アフリカ生まれの打楽器で、伝統的な民族楽器とされています。その起源は、アフリカの母親が子どもたちのために作ったおもちゃにさかのぼるとされます。この楽器は、イイギリ科の木『オンコバスピノサ』の実に『ワイルーロ』と呼ばれるマメ科の植物の種を入れ、シェイカーのように演奏されます。直径約5センチメートルの球状の木の実を20~25センチメートルの紐で結びつけて作られ、この木の実には草の実が入っています。
パチカ(アサラト)
手タレ ゴウタリン

アサラトとパチカの違い

パチカという楽器【アフリカ民族楽器アサラトとの違いは素材】

アサラトとパチカを比較すると、その起源、構造、使用される材料に明確な違いがあります。アサラトは西アフリカが起源で、自然素材を用いた伝統的な楽器です。一方、パチカは日本で生まれた、現代的な素材を用いた楽器という点で、文化的な背景も大きく異なります。また、アサラトはシェイカーのように演奏される点が特徴であり、パチカは打楽器としての性質が強調されています。

まとめ

アサラトとパチカは、それぞれが異なる文化的背景を持ち、独特の魅力を放っています。アサラトは西アフリカの伝統と自然素材の温もりを感じさせる楽器であり、パチカは日本の創造性と現代的な素材を活かした新しい音楽の可能性を示しています。これらの楽器を通じて、世界各地の文化や音楽の多様性を体験することができるのです。

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